白い外壁の家を何軒も設計していて素材がガルバリウム鋼板だと防汚性を持つように作られていて目立った汚れは少ないのですが、塗り壁だとどうしても汚れが目立って来てすぐに塗り直さなくてはいけないです。完成した時には白亜の家はとても美しく太陽の光が当たるとその美しさに磨きが掛かり感動は大きなものです。

その白い塗り壁の家を長く美しく保つ方法は今まで何軒も建てているのでその方法はあるのです。どれくらいの程度望むかにもよりますが、汚れ防止の撥水剤を塗る事によって随分と白い綺麗な壁を長く保つ事ができます。撥水剤を塗る事によって雨が当たるとその雨で汚れを落とす事が可能です。また、笠木や窓の水切りから流れた汚れが目立ってきますが、それらの外壁からの出を白の外壁以外は15ミリ程度にしていますが、40ミリ程出して水のキレをよくしております。笠木や水切りの高さが大きいとまた、野暮ったくなってしまう為、捨て板金と言って厚物の板金を入れて出は40ミリですが高さはなるべく小さくしてシャープに納めております。建築はそんな小さな積み重ねが永く愛着の持てる家の提供へ繋がって行くのだと思っております。

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