Yummyな建築

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201603/22

エネルギー価格の変動と新築にかける暖房設備費

posted by ひの けいこ

その昔は灯油が一番安かった。2003年頃から原油高が上がり、40円/ℓだった灯油が、90円/ℓエネルギーになると灯油で新築の住宅は少なくなり、燃焼がなく安全と言われるオール電化の住宅が主流になった。以前、私は80円前半の頃まだまだ、オール電化より、灯油の方がランニングコストは良いですと言うことが90円/ℓできなくなり、灯油のロードヒーティングを施した家はロードヒーティングのスイッチを全く入れなくなった。また、変動が一番少ないのがガスで、天然ガスが来ている地域にはガスを進めていた。しかし、この冬は灯油が1リットル40円代になり一時40円を切ったところもあった。久しぶりにロードヒーティングのスイッチを入れたと言うお客さんの声もある。しかし、震災後オール電化の住宅は電気代の高騰で震災前の2倍近くに電気代が跳ね上がり暖房のスイッチを入れること無く過ごしていると言う。ストーブの代金が1台1万円程度のポータブルのタンク内蔵の灯油ストーブを買って、45坪の住宅を1台、または2台焚いて過ごしていると言う。「充分、暖かいです」と言う。住宅の断熱性能が良くなった証拠と高額な全室暖房のセントラルヒーティングの必要性は無い事を実感した。1999年に事務所を初めてから灯油でもガスでも電気でも家のどこでも暖かいセントラルヒーテイグを施した住宅ばかり作っていたが、30坪程度の住宅でも100万円以上するセントラルヒーティングの暖房設備の工事費がかかる。安価なポータブルストーブは排気トップが無いので、空気の清浄が気になりますが、住宅には24時間換気システムが義務付けられているので二酸化濃度を感知して制御装置が働いてストーブが止まる事が無いと言う。新築住宅にポータブルストーブ2台置いてください言う風にはいかないにしても、メインに灯油のFFストーブやペレットストーブにして、個室で区切られた部屋は補助暖房で、オイルパネルヒーターで組み合わせをして暖房設備費を半分くらいに落としても充分と思う。これからそのような住宅も提案をしていきたいと考えている。こちらは現在進行中の住宅の地中熱のヒートポンプの工事中の画像だ。100mの細い杭を打ちそれが採熱菅となる。設備工事費が随分とかかるシステムだが、太陽光より、安定した熱が採り入れられる。光熱費は60%くらいに抑えられる。補助金を申請してこのシステムを導入したが、自分で支払うには初期投資の元を取るには随分と時間がかかりそうだ。次回は設備のメンテナンス費に付いて書く予定です。IMG_0014.jpg


北海道・札幌で建築家がデザインにこだわった建築設計で
家族のライフスタイルを考察したオンリーワンの家づくり。

北海道・札幌市の注文住宅・新築・建築設計事務所
ヒノデザインアソシエイツ → http://www.hinodesign.com/

ひの けいこ

ひの けいこ

美味しい物とそれに合う日本酒とワインを愛する、ただの食いしん坊。食べては、「明日からダイエット」が口癖。