Project

Tea House Competition
Tree Stump(きりかぶ)
2008

六花亭主催のコンペ
「六花の森」の敷地内に「おにぎり」を飲食販売する店舗の実施計画、応募案

森林の危機が言われている日本で、間伐材の利用を増やし森林の育成を果たしたいと考えている人は少なくない。
6.5メートルの周長のスチールで柱脚をつくり、その中にカラマツの間伐材を挿していく。外壁側は幹の皮を残し、内部は優しく木肌を出す。幹の皮を残した面付けの丸太を使用することによって大木の切株のようにみせる。間伐材だって力を合わせれば大木に負けない。
切り株の切り口はガラス。室内から空と森の枝が入り込む。
子供の頃は芝生に寝ころんだり、外で遊んでいると何気に空をよく見たものだ。大人になるとせわしない日常生活に追われ今日の空なんて気にもしないで過ぎていく。
切り株の室内に入ると木肌の縦一直線に伸びた壁。壁に面してぐるっと客席カウンター。座ると目の前の木々の行き先を目で追ってみたくなり、自然と伸びている先を見上げてしまう。そこには刻々と変化する十勝の空へ続く。『六花の森』の緑、川、アートを楽しみ、ここでは空の映像とおにぎりで堪能する。

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