事務所を建ててから9年ほどずっと使っています。
不具合もほとんどなかったのですが、
この度エラーメッセージが出て、とうとう使えなくなりました。

純正のインクのみ使っていると不具合が少ないのかもしれないと思ってましたが、
急に...。

それでも、9年近くよく頑張って動いてくれました。

思い起こせば、社会人になりたての頃は、図面はA2やA1が多く、
トレーシングペーパーにシャープペンやホルダーを使って手で描いていた図面を、
青焼機という機械に入れて青図という複写をして使ってました。

1枚1枚機械に入れて、たまに私の入れ方が悪くてクシャクシャと挟まって、
先輩たちが描いた原図を詰まらせてしまった時の、あの悲しい気持ちを思い出します。

設計図に青の重みがある青図の図面を見ると、
当時の、何もわからなかった自分を思い出しますね。

図面の線のノータンのつけ方の上手さや字の癖など、
図面は絵画ではないけれど、その人を感じることのできる一枚です。

図面のディテールよりも、作図の風合いの方を先にどうしても感じてしまいます。

青図は手描きではないのですが、
事務所を始めた頃はロールのトレーシングペーパーに
プロッターで黒で印刷して原図を作ってました。
青焼きの機械は無かったので、青図屋さんに印刷をお願いしてました。

ジアゾ式の懐かしい青焼き図面をまだ使っている事務所は、もうないかもしれないですね。

話は戻って、新しい便利な複合機がやってきます。
またブラザーの後継機種になります。
今度は大容量インクのものにしました。

あと何回買い替えるのかなぁ？、
この仕事、いつまでやれるかなぁ？と、ふと思う、今日この頃です。

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北海道・札幌で建築家がデザインにこだわった建築設計で
家族のライフスタイルを考察したオンリーワンの家づくり。

北海道・札幌市の注文住宅・新築・建築設計事務所
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