202405/24
看板が完成しました。建物に特徴があるため、迷う人は少ないのですが、設計事務所としては看板があると良いと考え、作成しました。
通常のコンクリート打放しに使うパネコートではなく、今回は松材を使用してみました。杉よりも安価な松材は木目が杉よりも出にくいため、木目を強調するためにバーナーで炙り、その後ワイヤーブラシをかけて木目をさらに引き立てました。
1枚の板サイズは高さ90mmで、板と板の隙間からはみ出るコンクリートは、南部せんべいの耳のようで愛着がもてるので、その隙間のサイズを2〜4mmにするか迷いました。
基礎屋さんとの打ち合わせの結果、「隙間はなくても、コンクリート材は少しはみ出るよ」とアドバイスをいただいたので、今回は隙間なしでやってみることにしました。
結果的に、コンクリートに板の木目が綺麗に出て、看板が完成しました。隙間なしのコンクリートの少しのはみ足具合が気に入っています。
北海道・札幌で建築家がデザインにこだわった建築設計で
家族のライフスタイルを考察したオンリーワンの家づくり。
北海道・札幌市の注文住宅・新築・建築設計事務所
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美味しい物とそれに合う日本酒とワインを愛する、ただの食いしん坊。食べては、「明日からダイエット」が口癖。