S＋S邸二世帯住宅の基礎工事がはじまりました。

この物件の土地は道路が斜面で高低差があります。
そのため工事車両の停車が難しく、滑って事故になる恐れもあり、着工予定を１１月から３月に変更しました。
今年は雪解けが遅く、除雪してやっと着工することができました。
冬を待ち、土を掘り出し、また１つ現場が始まると設計者は胸が高鳴ります。

昨今の建設費の高騰により、コストを調整することが以前よりも困難になっています。
高低差のある土地では基礎のコンクリート量が増えてしまうため、予算を考慮し、コンクリートの量を抑えることができるスキップフロアーを採用しました。
画像はその基礎のものです。

せっかく家を建てるのだから、オーダーキッチンにしたいというご希望等があり、コストとのバランスを考慮する必要がありました。
しかしながら、工期が延びた４カ月の間、二世帯4人でのマンパワーで予算が増加し、ご希望通りオーダーキッチンを取り入れることで収まりました。
最終的にはZEH ORIENTEDのスペックで、坪単価８０万代前半でまとめることができました。

こんな時代だからこそ、コストバランスを様々な方法で検討してくれる設計事務所との家づくりをおすすめします。
設計事務所・施工会社は営業マンを置かず、派手な広告を出さない分、技術とデザインの追求に重点を置いて、お客様により良い建物を提供しております。

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