201604/24
東京にて帰りのエアーの時間まで少し余裕があったので、久しぶりに乃木坂にあるTOTOギャラリー間で行われている三分一博展へ行ってきました。
千代田線の乃木坂の地下鉄の駅を降りると風景が随分と変わったと感じました。それほどギャラ間100m付近は大きく変わった感じはしないのですが、東側に300m先に東京ミッドタウンがあり、あたりの街の風景や空気感が全く変わったのです。
乃木坂といえば、竹山聖さんが設計したRの曲線が綺麗なコンクリート打放のビル乃木坂oxyの現在の姿に虚しさを感じました。、oxyのロゴも無く1階は濃いピンクの色が貴重なブライダルのお店になって、外壁へ貼られているピカピカな材料もビルとは合わない物でした。
再開発の超高層建築も良いのですが、1900年代後半に建てられた良き建築でも
ビルオーナーが変わると建築文化は伝わっていかないものなのかもしれませんが、賃貸の利益だけでなく、建築当初の大事なコンセプトを保って存在して行きくことが街づくりと思います。
三分一博志さんは風、水、太陽というテーマで建築をつくり、私は六甲枝垂、犬島精錬所を実際に見学したことがあります。
三分一さんが木の棒に糸を付けて板に刺した風向計を作り、それでその土地の状況を季節で調べて設計されていると言われ
私自身も一度作って大通公園の調査に持って行った事がありますが、街の中では風向きが分単位で大きく変わりデータとしては使えなかったので、周りに建物があまり無い計画の時にもう一度風向計を持って行ってみたいと思います。
世界でも三分一さんは注目されており、地球と建築の境目を無い建築を創っているように私自身は感じ、地球からのエネルギーが建築にもそのまま伝わっている力のある建築と思っております。
北海道・札幌で建築家がデザインにこだわった建築設計で
家族のライフスタイルを考察したオンリーワンの家づくり。
北海道・札幌市の注文住宅・新築・建築設計事務所
ヒノデザインアソシエイツ → http://www.hinodesign.com/
美味しい物とそれに合う日本酒とワインを愛する、ただの食いしん坊。食べては、「明日からダイエット」が口癖。